折れないフラグ
5・夢にまで見た3pだが相手がまた男と言うオチ
「さてと、ではまず私から。姫シュガー、私の良さを思い出させてあげるよ」
「いえいえ、毒見役は臣下の勤めです、私が先にスノーホワイトをいただきましょう」
「…………。譲れイルミ」
「いえいえ、これは臣下の勤めです。王子を思えばこその決断です」
「良く言う…」
バチバチと二人の間に火花が散る。
俺はベッドの上でぐったりとしながら、二人の男のアッホウな戦いを見守っていた。
それから二人はまずどちらが最初にスノーホワイトに突っ込むか、真剣に話し始めた。
散々乱されたスノーホワイトの呼吸も落ち着いて、体の熱もやや冷めてきた頃、二人はコインで決める事にしたらしい。
「では行きますよ」
イルミナートが投げたコインを掴む。
「表」
「では私は裏で」
イルミナートが手の平を開くと、出てきたコインは裏だった。
にんまり笑う眼鏡に、悔し気な表情で唇を噛み締めるアミール王子。
「まあまあ、そんな顔をなさらないで下さいよアミー様。あなたにもお手伝いしていただきますから」
言ってイルミナートはスノーホワイトの背中から腋の下に手を入れて、彼女の体をベッドから起こす。
ぐったりしたまま動けない俺は、そのまま男に身を任せ――…って、おい。待て。ちょっと待て。
イルミナートの奴は、なんたる事かスノーホワイトの両膝の裏に手を入れて背後から持ち上げた。
まるで女児におしっこをさせる時の格好とでも言えば伝わりやすいだろうか。
ちなみに今のスノーホワイトは全裸である。
―――つまり、奴が膝を持ち上げた手を大きく広げれば必然的にスノーホワイトの脚も大きく開かれ…。
「きゃああああっ!?」
スノーホワイトの剥き出し陰部がアミール王子の目の前に晒される。
瞬間、王子の顔がパアアア!と輝いた。
「ちょっ………駄目です!王子!見ないで!?」
「ごめんねスノーホワイト、これは不可抗力だ。恨むならイルミを恨んで?――で、イルミ。私は何をすればいいの?」
おいこの抜け作!お前、随分楽しそうな顔してるな!!
超笑顔だな!くそ、くっそっ!!
「そうですね、私が挿れましたら王子は彼女の前から可愛がってやって下さい」
「了解」
「では挿れますよ、スノーホワイト」
「ちょ、ちょっと待って!?」
イルミナートはそのままベッドに腰を下ろすと、スノーホワイトの体をゆっくり下へと下ろしていく。
ベッドの上に胡坐をかいて座った自分の元。猛りたつもの上へ、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり――、
にゅち、
男の物の先端がドロドロに溶かされたスノーホワイトの柔肉に触れた。
「ひゃぅっ」
「おや、お嫌なのですか?」
クスクスと笑いながら、男はスノーホワイトの秘唇をもてあそぶ様に自身の先端でツンツンとつついては彼女の体を持ち上げ、つついては持ち上げを繰り返す。
「い、いるみっさま……!?」
思わず首を捻り後を振り返って奴を睨むと、イルミナートは愉しそうに笑うばかりだ。
「どうしたのですか?」
「どうしたって……!」
「嫌だったのでは?」
(こ、こいつ……。)
握った拳がブルブルと震えた。
しかし悲しい事に男達により蕩けさせられたこの体は男を欲しがっている。
俺は「早く挿いれて…」と喉元まで出かかった言葉をぐっと飲み込み、男の手から逃れ様と試しに暴れてみた。
しかし身長は150cm少々しかなく、体重も40kgちょっとしかない小柄なスノーホワイトの体では、どう控えめに見積もってみても180cmはあり体重も倍近くありそうな鬼畜宰相の体に敵う訳がなく…。
「やめて、くださいっ!」
「ほう、やめてほしいんですか?」
身を捩っても男の体はビクともしない。
イルミナートはそんなスノーホワイトを嗜める様により一層彼女の脚を大きく開き、今度はそのそそり立つ肉棒で彼女の感覚の中心に触れた。
「――っ!」
そのまま花溝の間に肉棒を縦に添える様にして据え置くと、男は腰を動かしだした。
そんな事をされると必然的に、秘められた花の頂点にあるスノーホワイトが一番弱い部分もグリグリやられる事となって、――…こうなってしまうと、もうこの体は駄目だ。
「いや、いあ、あっあぁっん!やん、やぁぁっ!!」
首を横に振っていやいや言うが、彼等にはスノーホワイトは嫌がっている様には全く見えないだろう。
俺がこの男達の立場でも、こんな女を目にしたら絶対に嫌がっているとは思わないと思う。あんあん喘いで悦んでいる様にしか見えないと断言する。
イルミナートの物はスノーホワイトの蜜ですぐにドロドロになり、すべりが良くなった肉棒が花溝を擦る度ににゅちにゅちと部屋に卑猥な音を響かせた。
「いや、いやです、やめ、て……っ!!」
「気持ち良いんですね。そうですかそうですか、それは良かったですねぇ」
「ちが、ちが、……う…、のっ!!」
「はいはい、分かってますよ。――…ところでアミー様、彼女の股の付け根はどんな具合ですか?」
「な……!?」
言って男はスノーホワイトの膝を持ち上げると彼女の花溝に添えた自分の物を反らし、王子に改めて彼女の秘所を見せ付けた。
「こちら側からだと見えないので、どうか王子が説明して下さい」
「そうだねぇ……」
王子は顎に手を当ると、いたって真面目な顔で答えた。
「白い雪の様な美しい肌の中央には、一筋の割れ目がくっきりと浮き上がっていて、」
その真面目な口調とは打って変わって悪戯な指が、ツツツと秘裂をなぞる。
「私が昨日散らした無垢の花の上には色鮮やかな珊瑚珠さんごじゅが一つ、ちょこんとあってね、それがとても愛らしい」
秘裂をなぞった指は、妖しい動きでその珊瑚珠とやらを押し潰す。
「くぅっ……んん!」
思わず声を漏らしてしまったスノーホワイトの反応を楽しむ様に、王子は秘所からあふれ出した蜜を指で掬うとその部分に塗りつけてくにくに弄り出した。
「ぷっくりとしてとても可愛らしい小粒なのだけれど、何故だろうな。不思議な事に今は少し腫れ上がっている様なんだ。そのせいでその肉の珠にかぶさっている三角の苞がサイズアウトしてしまって、下から顔を半分覗かせている」
真顔でとんでもないエロを言い出した王子様に俺は開いた口が塞がらない。
「可哀想に。――…これは戻してあげた方が良いのかな?それとも全部剥いてあげた方が良いのかな?」
「ひきゃ…ん!んん、あっあぁ、や、やだぁぁっ!!」
―――こいつ……、やっぱり確信犯だ!!
王子はニコニコ笑いながら彼女の屹立した花芽に苞を被せてみたり、剥いてみたりして捏ねくり回す。
「どうなの?どうして欲しいの?」
「王子…!!」
「ん?」
なんともわざとらしい事を言いながらスノーホワイトのクリトリスをいじくりまわす王子を真っ赤になって睨むと、彼は笑顔のまま首を傾げた。
「そんな顔をして。……姫シュガー、どうしたの?」
「どうしたって……!」
「やっぱりコレは全部剥いて、今朝みたいに可愛がって欲しいのかな?」
―――やっぱりこの抜け作、……こいつ、天然のフリした曲者だ……!!
ギリギリと歯を食いしばりながら王子を睨むと耳元でくすりと嗤う音がした。
「アミー様、続けてください」
イルミナートに続きを促され、アミール王子は笑顔のまま続ける。
「酷い男イルミに暴かれてしまった乙女の秘肌は、発情をあらわに赤らんで濡れそぼっている。花びらの奥からはとめどなく花蜜が溢れて、入り口はさきほどからずっと物欲しそうにヒクヒク言ってるよ」
「そうですか、流石はアミー様。非情に判りやすかったです、懇切丁寧な解説どうもありがとうございました」
「いえいえどう致しまして」
「いやぁ、こちらからは見えないので困っていたんですよねえ」
「困った時はお互い様だよ」
そのままはっはっはと朗らかに笑う男達に、思わず俺はポカンとしてしまう。
おい何故だ。さっきまで俺(と言うかスノーホワイト)を巡って、バチバチやってただろお前等。それなのに何なんだよ、この和やかムード。
もしや逆ハーメンバーが全員揃っても、皆、こんな感じになるのではなかろうか?
なんだかんだ言いつつも、最終的には7人皆で仲良くスノーホワイトを共有する事になのではなかろうか?
もう、嫌な予感しかしない。
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『Shirayukihime to 7 Nin no Koibito』to iu 18 kin Otomege Heroin ni Tenseishiteshimatta Ore ga Zenryoku de Oujitachi kara Nigeru Hanashi chapter 14
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