恋人2、Bashful
猟師は全体的にギャグの様な気がしてきました…。
「な……、」
私はウニコーン達に襲われている姫様を見た時と同様の激しい衝撃を受けた。
(これは、一体……?)
そこには姫様が居た。
そこは特段驚く事ではない、問題はその格好だ。
スカートを腰まで捲り上げ、大地から突出した木の根に腰を降ろした姫様の足首には先程まで履いていたのであろうと思われる下着が引っ掛かっており、女陰があらわになっている。
姫様の腰は浮き上がっており、普段はスカートの下に隠されつつましやかに閉ざされている秘められた花は完全に花開いていた。
縦に割れた柔らかな肉の盛り上がりの中から覗く、太いうねる物を掴みながら姫様は叫ぶ。
「はッ、はぁ、……お願いだから、抜けてよぉ!……もうそろそろ戻らなくちゃ、メルヒに怪しまれちゃう……っ!!」
姫様がご自身の秘めやかな場所から必死に引っ張り出そうとしている、その黒いナメクジの様な生物は、膣の子と言う森の淫獣の一種だ。
(なるほど、先程入ったと言っていたのは膣の子だったのか…)
膣の子とは常に人間の女性の生殖器の中に入る機会を虎視眈々と狙っている、嫁入り前の娘からすれば危険極まりない淫蟲だ。
月経を迎える前の少女と閉経を迎えた女性は狙われないと聞くので、熟れた女の香りに釣られて来るのかもしれない。
森へ遊びに行った乙女が膣の子に処女膜を破られて婚約が破談となった話は良く耳にする。
だからこそ普通ならば王侯貴族や金持ちは、嫁入り前の娘を森に行かせる事は決してしない。
しかし詳しい理由を説明されずに、ただ「行くな」と大人達に禁じられれば行ってみたくなる年頃と言う物がある。ふと故ミュルシーナを思い出し、微笑ましい気分になった。
恐らく姫様は尿意ではなく、自身の中に入り込んでしまった膣の子を私にバレぬ様に取りに行ったらしい。
―――しかしこの光景。
(なんてみだらな光景なのだ…)
彼女は女性器に入った膣の子を引き抜こうとしているのだろうが、姫様が何度引き抜いても膣の子はすぐに彼女の中に戻ってしまう。
それが何度も何度も繰り返されている。
その抽挿が繰り返される度、姫様が膣の子に弄ばれている部分から漏れる卑猥な水音は大きくなって行き、彼女の呼吸は乱れ、可憐な唇から漏れる声も糖度を増して行く。
男根と似た形のその生物が、何度も女性器から出たり入ったりしているその様はとても淫らであった。
姫様が必死で引き抜こうとしているのは判るのだが、傍目には男根を模した玩具を使ってご自身を慰めている様にしか見えない。
自分の男の部分が反応しているのに気付き必死に鎮めようとするが、目の前にこの淫猥な光景が広がっており、彼女の甘い蜜の様な声が耳に届く限りこれは難しい物があるのかもしれない。
―――その時、
じゅぽん!
「と、取れた!?」
軽快な音を立てて膣の子は、姫様の秘所から引き抜かれる。
膣の子のサイズはあまり大きな物ではなかった。
どうやら膣の子はまだ子供らしく、中くらいのエリンギ程度の大きさだ。
小柄な姫様の体の事を思えば、ジャストサイズとも言える膣の子のそのサイズが少しばかり羨ましくなってしまった。
私の大きさとなるとやはり色々と怖いし、相手にも気を使ってしまうものなのだ。
姫様と体を重ねる度に彼女を壊してしまわないだろうか?と怖気付いてしまうし、己の欲望に身を任せ思うがまま腰を振る事もままならない。やはりどこか遠慮気味の営みとなってしまう。
全て押し込む事も出来るには出来るのだが、そうするとすぐに姫様は失神してしまうのでそれもまた気が引ける。交わっている最中、たまに死んでしまうのではないかと本気で心配する事もある。
しかしあの程度の大きさならば、思うがまま己の劣情を姫様にぶつける事も出来るだろう。……と言ったらあのサイズの男性に恨まれそうだが。まあ、心の中で思う位なら大した罪にはならないはずだ。
ほっと姫様が一息付いた時の事だった。
にゅぷぷぷぷ……!
「きゃぅッ!?」
油断したのだろう。
膣の子が今度は後の、姫様の思いがけない蕾の方に入ってしまったらしく、彼女は半狂乱になって叫ぶ。
「いやぁああーッ! もう!なんなの、これぇ……っ!!」
姫様は半泣きになりながら、恐る恐る後の蕾に手を伸ばす。
そして躊躇する様に呻いた。
「ううぅ……流石に今ここでこっちに手を入れるのは勇気がいるな……すぐにお風呂に入れる訳じゃないし、メルヒにバレないかしら……?」
(私に申し付けて下されば、喜んでお取りになるのに…。)
私がそんな事を考えている間にも、蕾から出た二股の尻尾の先端が姫様の陰核を挟むと、小刻みに揺れ出した。
「ッふあっ!あ!あ、あん、どうしよ、……んんっ」
姫様の甘やかに秘めた場所からとろりと滴り落ちる熱い花蜜にゴクリと喉が鳴る。
しかし、いつまでもこうして覗き見している訳にもいかない。
私はごほん!と大きく咳払いをした。
「……姫様、そこですか?」
「メルヒ!?」
バッ!
姫様が下着を太股まで引っ張り上げ大急ぎでスカートで前を隠したのを確認した後、私は木陰から顔を覗かせた。
「……遅いので、お迎えにあがりました」
「み、見ましたか…!?今の見ましたか……!!」
「い、いいえ」
その今にも泣き出しそうな瞳に思わず首を横に振ってしまったが、勿論バッチリ見てしまっている。
(すみません、姫様……)
心の中で謝りながら、いつまでも姫様を地べたに坐りっ放しにさせておくのもいかんだろうと彼女に手を差し伸ばした。
私の手を取ろうとした姫様の体がビクン!と跳ね上がる。
「うっ…」
「ど、どうしました姫様」
「いえ、その、……ええ、なん…でも、ないの」
「そうですか」
姫様は私の手を掴み一度立ち上がろうとしたが、どうやらそれだけでは立ち上がる事が難しいご様子だった。
「姫様……?」
赤らんだ頬、額に浮いた玉の汗。
汗ばんだ頬に張り付く髪、熱を帯びた吐息。
(お辛そうだ、どうしたものか……)
姫様は息も途切れ途切れの状態で腰をもじつかせ、切なそうなご様子で熱い溜息を付いたり、時折体をビクつかせている。
膣の子が彼女のスカートの中で暴れているのは明白だった。
唇をギュッと噛みしめて、自身の肩をギュッと抱き締めながらその小さな肩を上下させ、姫様はしばし悩んでいる様だった。
「……ご加減が、よろしくないのですか?」
自分で言っておきながら何とわざとらしい台詞だと思う。
しかし彼女の尊厳を傷付けない為にも、先程の事を見てしまったと言う事は出来ない。
私はただ黙って彼女の次の言葉を待つ他なかった。
姫様が思い切り噛んでいる彼女の下唇がおいたわしい。
許されるのならば、唇に今ついてしまったであろう歯痕を優しく舐めて癒してさしあげたい。
姫様は悩んで悩んで悩んだ上、この状態のまま帰ってもろくな事にならないと判断したのだろう。
自らスカートをたくし上げると、今にも泣き出してしまいそうな顔で私を見上げた。
「チツノコ…だと思う。なんか、入っちゃったの……」
姫様の手によりゆっくりとスカートが捲られて行き、太股に引っかけただけの下着が、そしてついには彼女の秘肌が私の目に晒される。
「自分で取ろうと思っても頑張ったんだけど、取れないの…。またこんな事をお願いして、申し訳ないのですが……メルヒ、お願いです。これを取ってはくれませんか?」
「かしこまりました」
私はしかと頷いた。
****
私はまず彼女の背を近くにあった大木の木に預けさせ、脚を大きく広げさせた。
足を開いた瞬間、とろりと溢れる熱いしたたりに姫様は恥ずかしそうに顔を手で覆い、蚊の鳴くような声で言う。
「メルヒ、……はずかしい、です…」
「姫様、我慢です」
いつかの様に必死に己を抑え、膣の子の尻尾を引っ張ってみるがこの膣の子と言う生物、ぬるぬるぬめっており手が滑って中々抜く事が出来ない。
(なるほど、これは姫様も手間取る訳だ)
蕾からはみ出した尻尾をやや強めに引っ張ってみると、姫様が甲高い声を上げた。
「ひあっ!?」
「姫様、我慢です」
もう少し強めに引っ張ると、膣の子が入っていない方の穴――じっとり湿って、熱をもった柔肉の狭間がヒクつく。
姫様の生花の露と膣の子の粘液にまみれ、ひくひく蠢く小さな穴に私の目は思わず釘付けになった。
(い、挿れたい……)
―――今すぐ押し倒してしまいたい。
まだ何も知らない様な色をしている姫様の無垢の穴に、淫蟲により弄ばれとろとろに蕩けた女肉に、己の全てを叩き込んで犯しまくりたい。
(だ、駄目だ、私はいったい何を考えている)
悪魔の誘惑のような姫様の甘い声と、男を強請る様な入り口の動きにプツリと理性が途切れてしまいそうになったが、私は今自分がなすべき事に集中しようと自身の煩悩を追いやった。
(しかし、……これは困った)
彼女の陰核を挟んでいる膣の子の尻尾が、カタツムリの触覚にも似たソレがにゅるりと伸びてしまったのだ。
そして「絶対に離さない」と言わんばかりに彼女の陰核をギュッと縛る様にして巻きついてしまっている。
「ぁ…ぅ……メルヒ…」
包皮を完全に剥かれ、露出した陰核をきつく戒められた姫様の体がガクガク震えていた。
まずはこれから外さなければいけないだろうと、姫様の小粒を戒める二股の尾を指で引っ張ってみる。
「きゃん!」
「す、すみません…」
これがまた細く小さな尾で私を困らせた。
膨れ上がった陰核の根元を縛るその尻尾を外そうと、その尾を指で摘もうとするがこれがまた難しい。
つまもうとしても細すぎる上に粘液やら何やらでにゅるにゅる滑ってしまい、何度も膣の子の尾ではなく姫様の敏感な箇所をつまんでしまう。
剥き出しの肉の真珠を何度もつままれて、何度も何度も敏感なその箇所を指の腹で擦られて、姫様が耐え難いと言った表情で口元を抑えながら呻く。
「うう、ううううーッ!」
「もう少しです、もう少し耐えてください」
爪先に引っ掛けて取り外そうとするがやはり尾は滑ってしまい、姫様の色あざやかなとがりを爪で優しく掻き毟ってしまうだけだった。
「ッひぁ、……あ、あぅ」
姫様は涙ぐみ、大木に後頭を擦り付ける様にしながら首を横に振る。
その時既に私の手は、姫様が漏らした女の精でどろどろに濡れていた。
姫様はとてもお辛そうだった。
一刻も早く姫様をこのいやらしい蟲から解放してさしあげなければと、使命感と責任感で急かされる。
(そうか…、この手があった)
私はある事を思いつき、姫様の敏感な芽に膣の子の尻尾ごと齧り付いてみた。
「ひぅっ! な、なに…を……?」
そのまま強く吸い上げると、姫様の体が跳ねる。
腰をわななかせ全身でガクガク震えるその様子は、姫様が達する直前のご様子そのものに見えた。
「メルヒ、だめ、だめよ……! もう……ぅっ、ん! い、イク!」
「我慢です、おそらくこちらから指を入れて押せば本体も抜けるかもしれない」
イクと聞こえたが、恐らく気のせいだろう。
と言うか、気のせいと言う事にしておかなければ作業に差し障りが出る。集中出来ない。
私はそのまま姫様の秘めやかな場所に指を入れさせていただくと、薄い粘膜の向こうにいる膣の子を探った。
肉壁をくにくに押すと、後の壁の向こうで蠢めく膣の子をすぐに見つけ出す事が出来た。
「おかしくなっちゃ、うっ!!」
姫様は力の入らない腕で私の頭を押しのけようとするが、そんな抵抗は抵抗の内には入らない。
熱を孕んだ蜜壷を指でかき回し、膣の子を外へ追いやろうとしながら、姫様の小粒ごと膣の子の尻尾を吸い続けてみる事しばし。――…膣の子の尻尾は少し陰核の根元から浮きはしたが、外れるまでには至らなかった。
仕方ないので、姫様の敏感な箇所を戒める膣の子の尾を下から押上げる様に舌を動かす。
「ひゃん!あ、ぁ…ッん!――っ!ひ、あぁああっ!」
その時私は、とめどなく溢れる姫様の蜜が地面に滴り落ちそうな事に気付いた。
姫様の体液は1滴たりとも無駄には出来ない。
これはいかんと彼女の腰を持ち上げて、蕾ごと愛液を舐め取ると、地面に体を引っくり返された姫様は私の頭を抑えながら呻いた。
「ぅあっ、やっ、やあっ!!この格好、はずかし、い……っ!!」
「大丈夫です、私しか見ていません……」
「そういう問題じゃ!ふぁ、やだ、やめっ……!そんなとこ、なめちゃダメだってっ!!」
「何故、…ですか?」
「きたな…!い、から……っ!」
「安心してください、姫様は全てが美しい」
「そういう意味じゃ、」
姫様のおっしゃりたい事もおっしゃっている事も判るのだが、私はそのまま姫様のもっとも秘めやかな部分を舐め続けた。
そう、私は今になって気が付いてしまったのだ。
自身の雄を姫様の清らかな唇で愛して戴いた事はあると言うのに、自分は彼女をおのが唇で愛した事がない。
これは下男としてあるまじき失態だ。
「ばかぁ…!メルヒの、ばか!ばかばかばかばかっ!!」
顔を手で隠し、足をバタバタさせながら私を罵る姫様の声は糖蜜の様に甘い。
悦んで下さっている様なので口唇愛撫を続けようと思ったのだが、これはいけない。
仕方なしに私は姫様の腰をもう少し持ち上げて、足を向こう側へ降ろした。
「きゃああああっ!?」
後からでんぐり返しをしている途中で止めたような格好のまま太股と胴体を固定すると、足をバタつかせる事が出来なくなった姫様は嗚咽の様な物をあげる。
「こんな格好、はずかしい、よぉ、……ひっく…ふぇぇっ」
確かにとても恥ずかしい格好なのかもしれない。姫様の恥ずかしい部分が全て私の目の前に剥き出しになっている。
しかしこうすれば全てが良く見えて、膣の子も取り出しやすいだろう。
そうだ、私は姫様の中から膣の子を取り出さなければならないのだ。口唇愛撫など……昼間から私は一体なにを言っているのか。
「姫様、我慢です。こうすれば膣の子が良く見えます」
「ほん、とう……?」
「ええ」
私はしかと頷き作業に戻った。
そのまま剥き出しの蕾に舌を入れてみたが、口を使って膣の子本体を吸い出すのは難しそうだ。
しばらく続けた結果、膣の子の尾を口を使って吸い取る事も、指を中に挿れて膣の子の本体を引っ張り出す事も不可能なのだと悟った。
「そうだ、こうすれば良いのもしれない…」
「あぁっ、ひぅ、ぁ、あ、あぁあああ――ッ!?」
私はある事を思いつき、ふと彼女の陰核を指の腹で強めに押し潰してみる。
「っあん! だ、だめ!」
「姫様、もう少しです……!」
するとどうだろう、潰した陰核の上にそれを戒めていた丸い輪状になった尾が浮いたのだ。
「こちらは取れました……!」
「は、はい……」
これ幸いとその尻尾の先を掴んで陰核から引き離し、彼女の裏の小さな花弁の奥に入り込んだいやらしい虫の本体を引き抜こうと力を込めた時の事だった。
「ッは、ぅ、あぁ……んっ! ま、待って!!」
「姫様、どうなされました?」
姫様が私の手首を掴み、「もう無理!」と言いながら身を起こした。
「引っ張ると、中に吸い付いて!……ッんん!っく、……あっ!」
(なるほど……)
確か膣の子には口がある。
それが腸壁に吸い付いて、姫様の中で出たくないと抵抗しているのだろう。
息も絶え絶えになり肩で息をする姫様の様子に、私は途方に暮れる。
私は一体どうすれば良いのだろうか。
このまま力任せに引き抜いても良いのだろうか?
力任せに引き抜いて、彼女の腸壁を痛める事はないだろうか?
そんな事を考えている間にも膣の子の尻尾は私の手を滑りぬけ、またしても姫様の陰核を挟んで蠢き出した。
姫様はもう魂の抜けた様な目をして空を見つめながら、肩を上下させ荒い呼吸を繰り返している。
「――いて、」
「はい?」
「抱いて、メルヒ」
「ひめさま……?」
「もう、がまんできない……っ!!」
あろう事か次の瞬間、私は姫様に押し倒された。
姫様の世にも美しい面貌が私の目の前にある。
私の上に馬乗りになられた姫様は私の唇を奪うと、荒々しく唇を抉じ開け、舌を絡ませながら、ズボンの上から私の雄を握った。
「しかし、姫様……」
「このままじゃ、おかしくなっちゃう!とりあえず先に抱いてください!!」
いつかの様に姫様は私のズボンのファスナーを降ろし、無理やり私の雄をズボンの中から取り出した。
既に硬くなっている私の物を見て、姫様は情欲に濡れた瞳で笑う。
「――…は、あ、……これなら、もう大丈夫そう…」
私はそのまま自分の腹の上に跨る姫様を呆然と見上げた。
「うぅ、んんーっ! 入らない、よ、ぉ……」
自分で言うのも何だが体と同様に大きめの私の物は、小柄な姫様の体の中に中々収まらないらしく、姫様は悪戦苦闘する。
必死に自分の雄を咥え込もうと腰を動かす姫様の扇情的なご様子を見ていたら、今まで押さえてきた衝動が私の中に依然として蘇った。
ググッ…!
「ひめさ、ま」
「きゃん!」
衝動的に姫様の腰を掴み、下肢に力を入れる。
剥き出しの割れ目に侵入し、メリメリと肉壁を抉じ開け、そのままズルリと中に入った肉杭に姫様は身をよじった。
「んんっ、おっき!……やっぱり、メルヒの、すごい……っ!すき、これ、だいすきっ!!」
「光栄、です……っ!」
そのまま下から突き上げてやると、姫様は涙をボロボロ零しながら私の上でよがった。
「ッあ!…あん、すごい、よぉ……!!」
「姫様、愛しています……」
「私も…!だから、メルヒ、もっと、もっとして……っ!!」
「仰せのままに」
私はしばらくそのまま彼女を揺さぶっていたが、快楽に酔い痴れながらも自分の役目を思い出す。
(そうだ、こんな事をしている場合ではない……!)
慌てて腰を起こすと彼女の尻たぶを両端から掴んだ。
「きゃあ!?」
「姫様、少し我慢なさって下さい」
そのまま左右の人差し指を二本挿れて、姫様の蕾を左右に拡げてみると――、
にゅるん!
意外な事に、あっさりと膣の子が姫様の中から飛び出して行った。
「チー!」と鳴きながら、そのまま茂みの奥へと逃げていく膣の子を私達は呆然と見送る。
「……メルヒの物が大き過ぎたせいで、潰れると思ったんでしょうね…」
「…………。」
膣の子を抜くと言う一連の作業が終わったと言うのに未だに硬度を保ったまま、姫様の中から出たくないと駄々をこねる様に脈打つ愚息を見下ろす。
(さて、どうするか……)
恐らく今、姫様も私と同じ事を考えていらっしゃる事だろう。
―――少しの沈黙の後、
「メルヒ、チツノコを取ってくれてありがとう…」
「いいえ、姫様の従僕として当然の事をしたまでです」
姫様は柔らかく目を細めながら、私の首に両腕を伸ばしてきた。
その熱い眼差しに、私は神妙な顔で頷く。
―――彼女の言わんとしている事は分かっている。
「……へ?」
私はそのまま姫様の腰を持ち上げて、自身の雄を彼女の秘所から引き抜いた。
自身の前を直し姫様の身繕いをしていると、姫様は何故か引き攣った笑みを浮かべながら私を見つめている。
「メル、ヒ……つづき、しないの……?」
「はい」
姫様の恋人が7人になってから姫様の負担を最小限にする為に、一日一回交代性でと言う決まりが出来た。
今日は幸い私の日だが、しかしまだ時刻は夜ではない。
姫様に昼間手を出すのは禁じられている。
「そういう決まりです」
「はは……あは、は。……そう、ですね」
「先程のアレは膣の子を取り出す為の必要不可欠の処置です。しかし姫様がぺナルティーを科すとおっしゃるのであれば、今夜は姫様との共寝は諦めて、次の恋人に譲ります」
「…………。」
それからの道中、姫様は人が変わった様に無口になった。
何かお怒りの様なので聞いてみたが本人は怒ってなどいないと言う。
その日の夕食は、カブがたっぷり入ったポトフだった。
姫様のお作りになられただけあって当然とても美味だった。
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